院長あいさつ
院長よりご挨拶
平塚市並びに近隣の地域の皆様、医療機関の皆様には日頃より大変お世話になっております。2022年4月より前任の赤星透先生より、院長職を引き継ぎ務めさせていただいております片桐真人です。当院は2017年に新病院の建設とともに新たなスタートをきり、現在まで地域の皆様と多くの医療福祉関係の皆様のご支援とご協力のもとに、平塚市と周辺の医療福祉に携わることができ、大変感謝しております。以下、済生会と当院の沿革、当院の機能と目指す方向性についてご紹介させていただきます。
<済生会と済生会湘南平塚病院について>
済生会湘南平塚病院の母体となります社会福祉法人恩賜財団済生会は1911年(明治44年)に明治天皇により発せられた「済生勅語」をもとに創設されました。「済生」の意味は古来より、生(いのち)を済(すく)うという言葉で伝えられており、済生会ではこの精神を引き継ぎ、現在まで、様々な医療・保健・福祉を総合して提供する団体として活動しております。
当院は1934年(昭和9年)に平塚診療所として設立され、1940年(昭和15年)に済生会平塚病院と改称し、長年、平塚地域の医療・福祉に従事させていただいておりました。2017年(平成29年)に施設の老朽化に伴い、現在の宮松町に新病院を建設、移転し、済生会湘南平塚病院と改称し、現在に至っております。
<病院の機能について>
当院では現在、回復期リハビリテーション病床2病棟(88床)、地域包括ケア病床1病棟(46床)、一般病床1病棟(42床)で構成された4病棟(176床)が稼働しております。入院診療部門は整形外科、内科、リハビリテーション科が担当し、外来診療では泌尿器科、皮膚科、脳神経外科などの診療も行っております。整形外科では、一般整形外科領域に加えて、特に脊椎疾患に対する脊椎外科の診療を脊椎センターとして実施しております。内科では一般診療の他、消化器内科、膠原病・リウマチ内科、呼吸器内科、脳神経内科、循環器内科、内分泌代謝内科などの専門医による外来診療も行っております。リハビリテーション科では回復期リハビリテーション病棟を中心に診療が行われております。回復期リハビリテーション病棟は新病院の開院当初は1病棟(42床)で運営しておりましたが、その機能の重要性かつ必要性から、2020年より2病棟(88床)に増床しております。この病棟では、脳血管障害や運動機能障害の回復を目指すリハビリテーションが行われますが、2名の専従医と70名のセラピスト(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)が内科医、整形外科医と協力して診療にあたっています。また、地域包括ケア病棟では、他医療機関からの様々な疾患の急性期治療後の在宅復帰を目指すリハビリテーションを含めた医療を行っています。最近では新型コロナウイルス感染症で急性期を脱した高齢者ではすぐには在宅復帰が困難な場合もあり、重点医療機関より受け入れ、在宅復帰を目指す診療も行っております。
<目指す医療と福祉>
当院は平塚市を中心に周辺地域の急性期病院と療養型病院、介護施設、診療所等の中間で両者を繋ぐ働きを持つことを使命とし、高齢化の進む我が国において問題となる様々な疾患とその罹患後に続く身体機能低下や廃用症候群に対応する医療の中核となる回復期リハビリテーション病棟や地域包括ケア病棟で在宅への復帰を目指した医療を進めてまいります。さらに、地域においては、当院を中心に、入所療養介護、通所リハビリテーション、訪問リハビリテーション、デイサービス、訪問看護、ケアマネジメントなどのサービスを総合的に担う済生会平塚医療福祉センターとして「介護老人保健施設湘南苑」、「済生会平塚訪問看護ステーション」、「平塚市袖ケ浜デイサービスセンター」、「平塚市地域包括支援センターみなと」の5つの施設とともに医療・福祉サービスを行ってまいります。
済生会湘南平塚病院は、平塚市周辺地域の医療と福祉に貢献し、信頼される社会福祉法人としての理念のもとに、幅広い医療と福祉を提供させていただきたいと考えております。
理念と基本方針
理 念
基本方針
- 1. 質の高い医療を目指して常に努力します
- 2. 患者さんの人格、意思及び権利を尊重します
- 3. 地域の要望に応じた医療・保健・福祉サービスの充実を図ります
- 4. 安全で快適で満足度の高い療養環境を提供します
- 5. 職員が誇りを持てる働き甲斐のある病院を目指します
- 6. 運営の持続的安定を確保し、病院として責任ある経営をします
患者さんの権利と責務
権 利
- ・良質で安全かつ平等な医療を受ける権利があります。
- ・病気の診断・治療・予後などに関して知る権利があります。
- ・ご自分の意志で医療を選択する権利があります。
- ・個人情報やプライバシーを保護される権利があります。
- ・セカンドオピニオンを聞く権利があります。
責 務
- ・ご自身の体調に関する情報を正確に伝える責務があります。
- ・医療行為に対し理解できるまで質問する責務があります。
- ・最適な医療を受けるため院内規則を守る責務があります。
- ・医療にかかわる費用を支払う責務があります。
病院概要
医療機関名 |
社会福祉法人恩賜財団済生会支部神奈川県済生会 湘南平塚病院
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所在地 |
■ 〒254-0036 神奈川県平塚市宮松町18番1号 ■ TEL : 0463-71-6161 ■ FAX : 0463-71-6163 ■ URL:http://www.hiratsuka.saiseikai.or.jp |
管理者 |
院長 片桐 真人 |
開 設 |
1934年4月15日 |
許可病床数 |
176床 |
外来診療科 |
■ 内科、神経内科、消化器内科、 ■ 循環器内科、呼吸器内科、 ■ 整形外科、リウマチ科、脳神経外科、皮膚科、 ■ 外科、泌尿器科、リハビリテーション科、 ■ 人間ドック、集団検診、一般健診 ■ 医療福祉相談 |
敷地面積 本館延床面積 |
9,707.91㎡ 13,292.18㎡ |
医療機関取得指定等 |
■ 医療機関 開設:平成29年7月1日 許可病床数:一般病床176床
■ 保険医療機関 [医療機関コード 2010304] ■ 医療被ばく低減施設[認定番号 第88号]
■ 生活保護法等指定医療機関 ■ 労災保険指定医療機関 [指定医療機関番号 1420500] ■ 介護保険みなし指定 [介護保険事業所番号 1412010304] サービス : 訪問看護、訪問リハビリテーション、居宅療養管理指導、介護予防訪問看護、介護予防訪問リハビリテーション、介護予防居宅療養管理指導 ■ 被爆者一般疾病指定医療機関 ■ 結核指定医療機関 ■ 指定自立支援医療機関(精神通院医療) ■ 肝臓専門医療機関 ■ 難病医療費助成指定医療機関 |
救急医療 |
■ 救急告示病院 ■ 平塚市二次救急輪番制当番病院 |
施設基準認定 |
■ 機能強化加算
■ 急性期一般入院料4
■ 救急医療管理加算
■ 診療録管理体制加算1
■ 医師事務作業補助体制加算2 75対1補助体制加算
■ 急性期看護補助体制加算 25対1(看護補助者5割以上)
■ 夜間50対1急性期看護補助体制加算
■ 夜間看護体制加算
■ 看護補助体制充実加算 ■ 看護職員夜間16対1配置加算1
■ 療養環境加算
■ 重傷者等療養環境特別加算
■ 栄養サポートチーム加算
■ 医療安全対策加算2
■ 医療安全対策地域連携加算2
■ 感染対策向上加算2
■ 連携強化加算
■ サーベイランス強化加算
■ 後発医薬品使用体制加算1
■ データ提出加算2
■ 入退院支援加算1 ■ 認知症ケア加算2
■ せん妄ハイリスク患者ケア加算
■ 精神疾患診療体制加算
■ 回復期リハビリテーション病棟入院料1
■ 体制強化加算1(回復期リハビリテーション入院料1の加算)
■ 地域包括ケア病棟入院料1
■ 看護職員配置加算(地域包括ケア病棟入院料の加算)
■ 看護補助体制充実加算(地域包括ケア病棟入院料の加算)
■ がん性疼痛緩和指導管理料
■ ニコチン依存症管理料
■ 薬剤管理指導料
■ 在宅療養支援病院(「第14の2」の1の(3)に規定する)
■ 在宅時医学総合管理料 ■ 在宅がん医療総合診療料
■ 検体検査管理加算(Ⅰ)
■ 検体検査管理加算(Ⅱ)
■ CT撮影及びMRI撮影
■ 無菌製剤処理加算
■ 脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅰ)
■ 運動器リハビリテーション(Ⅰ)
■ 呼吸器リハビリテーション(Ⅰ)
■ ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術 ■ 輸血管理料Ⅱ
■ 輸血適正使用加算
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関連施設 |
■ 済生会平塚医療福祉センター
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個人情報保護方針
当院は、当院が保有する、患者様や関係者の個人情報について、個人情報保護に関する法令及びその他の規範を遵守し、かつ自主的なルール及び体制を確立し、個人情報保護方針を定め、これを実行し維持することに努めます。
▶︎ 個人情報保護方針(PDF)(112.5KB)
▶︎ 個人情報のお取扱いについて(PDF)(218.7KB)
医療安全基本指針
当院は、病院理念に基づき、患者本位の医療を第一と考え安全で質の高い医療を受けることができるよう、医療安全管理のための基本指針を定めています。
医療安全基本指針(PDF)(114KB)
医療安全管理規程(306.8KB)
病院パンフレットはこちら
病院パンフレット(PDF)(1MB)
当院はかかりつけ医機能を有する医療機関です
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