看護部
看護部について
看護部長あいさつ
済生会湘南平塚病院のホームページへようこそ。
当院は湘南西部に位置し、急性期病院と地域・在宅を結ぶハブとしての役割を果たしています。
患者様の強みを引き出し、生活を整え、尊厳ある時間を過ごせるよう、医療チーム全体で取り組んでいます。
平塚市内には、『済生会平塚市医療福祉センター』として、病院、訪問看護、介護老人保健施設、通所リハビリなど、多彩な部署で看護師が活躍しています。個々のライフスタイルや目標に合わせて、キャリアを築くことができる環境を提供しています。
皆様の「目指す看護師」に向けて、キャリア構築を支援いたします。
あなたも、私たちのチームの一員として活躍しませんか。
看護部長 油谷 和子
私たちが大切にしていること
-
自己の能力を見極め
取り組む -
謙虚に学ぶ姿勢
-
仕事に対する責任感
-
意見の表現と相互理解
-
チームワークを大切にする
看護業務概要
配置基準 | 一般急性期病棟 10:1 地域包括ケア病棟 13:1+50:1(看護職員配置加算) 回復期リハビリテーション病棟 13:1 |
|
---|---|---|
看護体制 | 2交代制 | 【日勤】8:30~17:15 |
【夜勤】16:15~9:15 (1人あたりの夜勤回数 4~5回/月) |
||
看護方式 | チームナーシング、受け持ち制 | |
休暇 | ● 124日(4週8休+祝祭日+創立記念日) ● 有給休暇:初年度11日、次年度繰越可 |
|
福利厚生 | ● 職員食堂有り(一食400円) ● ユニホーム 貸与(5着) |
教育体制
教育理念
豊かな人間性と科学的根拠に基づいて実践できる、主体性のある看護師を育成します。
教育目的
「専門的知識と技術を習得し、科学的根拠に基づいて看護実践ができる」に基づき看護教育のキャリア開発を行っています。
教育目標
- 1.看護の視点を明確に持ち、患者の個別性に合った看護が提供できる。
- 2.看護実践の中で、看護の質を高めるために文献活用や研究的視点で取り組むことができる。
- 3.管理的・論理的視点をもった、自立・自律した看護をめざす。
院内研修
新人看護師研修、クリニカルラダーに基づくラダー(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ)研修や、多職種と連携した勉強会などを開催しています。
私たちの成長とライフワークバランス
- 病棟スタッフの声
-
私は旅行が大好きです。沖縄での海水浴や大阪のUSJなど、旅行を楽しみにしながら仕事をしています。もう一つの趣味は、キャラ弁を作ることです。お昼休憩の時間に職場のスタッフにお披露目しており、病院の広報誌にも掲載していただいたことがあります。
私が勤務している病棟は回復期リハビリテーション病棟です。急性期から転院してくる患者さんは、環境変化によりせん妄が強いことが多いですが、必ず患者さんや家族の意向を確認し、希望する生活スタイルや趣味を聞いてケアに取り入れています。患者さんのADLが拡大され、忘れていたことを思い出すことがあります。患者さん自身が目標を理解することで、変化が見られることもあります。このようなプロセスが看護の醍醐味であり、やりがいを感じる瞬間です。
- 病棟責任者の声
-
私は看護学校を卒業後、当院に就職しました。「他院も経験してみたい」と考え、一度離れましたが、当院の看護が自分に合っていると感じ、戻ってきました。その際も温かく受け入れてもらい、嬉しかったです。
このような中でも途切れることなく看護師を続けてきました。結婚、出産、育児を経験し、夫や実家の両親の協力を得て続けることができました。夫も夜勤勤務がありますが、勤務が重ならないようにシフトを配慮してもらったり、子どもの急な体調不良の場合にも急なお休みが取れるよう、スタッフが休める環境を作ってくれて乗り越えることができました。
看護師を続けていく中で、一番達成感を感じるのは、患者さんや家族を巻き込みながら、多職種と一緒に悩みながら退院に向けられた時の喜びです。今年から病棟責任者を任せていただきました。私もそうしてもらえたように、みんなで助け合いながらサポートできる職場を作りたいと考えています。
新人教育
新人看護師の1年間
ラダーI(新人看護研修)では、看護に必要な知識や技術を段階的に実践能力を高めながら獲得していきます。面接やチェックリストで成長を確認しながら、看護師として着実に経験を積むことができます。手順書を参考にしながら学び、チェックリストで技術の習得度を確認します。病院が自己学習サイトと契約しており、それを活用した病院や自宅で予習や復習ができる環境を整えています。
ラダーⅠ(新人看護師研修)看護に必要な知識と技術
-
-
- 静脈内採血
- 輸血について
- 多重課題 レベルⅠ
-
-
- 薬剤について(抗生剤・麻薬)
- 十二誘導心電図
-
-
- 膀胱留置カテーテル
- 3ヶ月フォローアップ
-
-
- 末梢静脈留置針
- 筋肉注射
- 皮下注射
-
-
- 多重課題 レベル2
- 6ヶ月フォローアップ
-
-
- 看護と倫理
-
-
- メンバーシップ
-
-
- 看護と倫理
- 1年フォローアップ
-
-
- 看護観発表会
新人研修に係わるインタビュー
当院で活躍するスペシャリスト
皮膚・排泄ケア認定看護師
-
Interview
佐藤 良子
2022年入社
- なぜ皮膚・排泄ケア認定看護師に?
- きっかけは18年前、泌尿器科病棟で排泄障害を抱える患者さんのケアに悩んだことです。特に、もっと専門的な知識と技術があれば、より質の高いケアが提供できるのではないかと考えました。
- 皮膚・排泄ケア認定看護師になってよかったことは?
- 専門的な知識や技術を持って介入することで、患者さんの早期回復やQOLの向上に貢献できると実感しました。また、スタッフと一緒にケアを行うことで、スタッフのやりがいや育成にも寄与できることも嬉しいです。
感染管理認定看護師
-
Interview
平川 路子
2015年入社
- なぜ感染管理認定看護師に?
- 当時、感染管理室の師長と所属していた病棟の看護師長から推薦を受け、病院全体の感染対策について学んでみようと思ったことがきっかけです。
- 資格を取ってからどのような変化があった?
- 資格を取得したことで、自分の言動に責任が伴うようになり、これまで以上に自分の行動や発言に注意を払うようになりました。
- 認定看護師の業務、地域貢献など
- 認定看護師の役割は、実践・指導・相談が中心です。感染管理認定看護師としては、病院に関わる全ての人に対して感染対策の管理を行うことが求められます。さらに、病院だけでなく、関連施設や地域の病院との連携が重要です。地域全体の感染対策においては、保健所や医師会との協力も必要となり、地域全体に対して貢献することが求められます。
神奈川県済生会『なでしこナース』の紹介
キャリアもライフも咲き誇れ
「済生会」は現在、40都道府県に403施設(うち病院81)434事業を運営し、64,000人が働く、日本最大の社会福祉法人です。
済生会の紋章は、なでしこです。済生会で活躍する看護師を「なでしこナース」と呼んでいます。
神奈川県済生会にも、県内に6つの病院を有し、高度急性から回復期までの多岐にわたる現場があります。