放射線科

私たちは、多職種と協力しチーム医療の実践と放射線機器を安全に利用し、被ばく線量の低減に努め、診断価値の高い良質な画像を提供いたします。
運用体制
放射線科は、診療放射線技師6人、事務3人で画像診断を担当しています。
医師や看護師をはじめ部門スタッフと協力しながら業務を行っています。日々進歩する医療の中にあって診療放射線技師が担う責任はますます重くなっています。このような中で、私たちは病院の理念にもとづき職責を果たしてまいります。
医療被ばく低減施設認定について
当院では、安心・安全な放射線診療を受けていただくために、第三者評価が重要であると考え、平成31年に日本診療放射線技師会が認定する「医療被ばく低減施設」を取得、令和5年に更新し、医療被ばく品質マネジメントにも力を入れています。
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医療被ばく低減施設認定証
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認定プレート
チーム医療について
近年の医療技術の進歩により、医療従事者に求められる業務は幅広く同時に専門性も求められます。今日、病院における放射線技師の役割は技術を提供する際にチームの一員であることを認識して患者さん主体のサービスを実施しなければなりません。そして、他職種のスタッフに対しても誠意と真心をもって職務にあたることが必要です。
病院は、医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、理学・作業療法士、管理栄養士、診療放射線技師などのメディカルスタッフから成り、それぞれの役割は増大しています。メディカルスタッフは、基礎となる知識や技術が異なりますがそれぞれ高い専門性が要求されます。新しい技術や治療法の発達、患者さんのQOL(Quality of life)を尊重する医療の流れの中で協力して医療サービスに取り組んでいかなければなりません。また、病院の理念である「地域の人々が安心して快適な暮らしが出来るよう、信頼される医療と福祉の提供」に謳われているように病診連携(病院と診療所またはクリニックとの連携)の推進も積極的に行っており、CT・MRI・骨塩定量検査等の高額医療機器の共同利用が可能となっています。このような状況において放射線科では、これからも地域の患者さんを中心とした安全で質の高い医療を提供できるように、広い意味でのチーム医療を実践してまいります。
設備
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一般X線撮影
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X線透視撮影(骨密度検査)
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CT(CT 16列)
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MRI(1.5T)
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ポータブル装置